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しあわせの種 10月

今年はいつまでも気温が高いので秋の実感が薄いのですが、大自然は太陽のリズムに合わせて秋の実りを演出しています。ところで私たちも気付いていないだけで、太陽の光を浴びる時間が少なくなると「セロトニン」の分泌が減少してゆきます。「セロトニン」は体内で重要な働きをする「ノルアドレナリン」「ドパーミン」と並んで三大神経伝達物質にあげられます。

セロトニンは人間の睡眠や食欲に大きな影響与え、ストレスによるイライラを抑えて心身の安定や心の安らぎなどにも関与することから、オキシトシンとともに『幸せホルモン』とも呼ばれ、不足すると気分が落ち込んでやる気がでない状態に陥りやすくなるといわれています。

秋にちょっと物悲しくなったりするのは、セロトニンの減少かもですね。少しのセロトニンの減少は、夏の気分が高揚する活動から、心が静まり自然の移り変わりを味わえます。でも、さらに日照時間が短くなるともっと減ると「鬱」「不眠」が心配? 大丈夫です。秋の実り「米」「栗」「芋」「サトイモ」等のでんぷんがセロトニンの原料となる「トリプトファン」の吸収をよくしてくれるからです。自然って素晴らしいですね。「私たちは自然の中に生き、自然とバランスを取りながら生きているのですね。」

トリプトファンはアミノ酸の一種で1日の摂取必要量が体重50㎏人で100㎎です。色々食品に含まれており、通常の食事をしていれば、トリプトファン摂取にそれ程神経質にならなくて大丈夫です。トリプトファンのサプリメントが出ていますが必要ないです。むしろ大切なのがトリプトファンからセロトニンに変える酵素が働くためビタミン、ミネラルの方が重要なのです。現代の食生活で最も不足しているのがビタミン・ミネラルで、食べたものを燃やしエネルギーを生み出せない、セロトニンも生み出せないでは、朝からだるい、やる気がないになってしまいます。是非、日々の食卓に太陽エネルギーをギューと濃縮したバイオリンク15粒を一皿加え食事前にお召し上がりください。
 ダイエットで極度の糖質制限をして、炭水化物を食べないとトリプトファンの吸収が低下しセロトニン生成が悪くなりますのでご注意ください。砂糖入りの飲料水やお菓子の糖質制限は大賛成ですが、主食の炭水化物を摂らないのは賛成できません。摂らないのではなく燃やしエネルギーに変えるのです。

Sally日記