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しあわせの種 4月

自然の移ろいはなんて奥深く、調和に満ちているのだろうと春の氣を感じながら桜の開花を心待ちにしている今日この頃です。
 日本には素晴らしい四季があり、冬の凍てつく寒さの中で自然界の生き物達は、休息で新たなるエネルギーを蓄え、見えない土の中で根を張り、春に向けて天のエネルギーをたくさん取り入れ、自らのキャンバスに絵を描く夢を見ています。

冬至から次第に夜明けが早くなり、梅の咲く頃には、生き物たちも朝の光を敏感に感じ始めるようになります。
風は冷たくともお日様の光は、日に日に温かみを増し、冬鳥たちは旅立ちます。土の中で眠っていた虫たちは、目を覚まし喜びの声を上げます。これから始まる天と地の交流で生まれる世界を予祝するかのように、次々に木々には花が開き、大地も色とりどりの絨毯が現れます。
 忙しい日々を送っていると、目にみえる世界だけに捉われてしまいがちですが、自然の中で耳を澄ませると、すべてのものが繋がり大きないのちの中で生かされ、生きている、一生命体のしあわせを感じます。春の光の中で目を閉じ、大きな息をして氣の流れを感じてみて下さい。

 先日、薬剤師の友人と話していて、心が身体に影響を及ぼすとはあまり感じていないという事に気が付きました。医学的には、自律神経はストレスの影響を受けているという事は分かっていますが、身体と心が表裏一体だという事が一般的でなく、身体だけを見ています。その証拠に病院では薬の治療で、心の部分はそのままです。現代の科学は測定できるものしか扱っていません。心は測定不可能だから。自分だって自分の心分からないでしょ。「さっきまでは有頂天だったものが、誰かに何か気にくわない事言われただけで、波立ちませんか?」そりゃ測定できません。あっちコロコロこっちコロコロ。しかし、心を無視して身体だけ治そうといくらお薬飲んでも治りません。
一次的に症状を抑えているか、あるいはまた別の部位に何らかの形で出てきます。

ストレスが身体に悪い事はご存知ですね。ストレス性の胃潰瘍はもう一般的、また腰痛もストレスの一原因と言われていますが、それだけでなくストレスはホルモン系、免疫系、自律神経系に多大な影響を及ぼします。(図参照) ストレスの反対の笑いが、糖尿病患者の血糖値を下げ、また免疫力を上げるとの事が筑波大学名誉教授村上和雄先生によって、また米ロマリンダ大学のリー ベルク博士によれば、笑いが高血圧や高コレステロールに良い影響を及ぼすとの報告がなされています。
このように心の状態が身体にダイレクトに影響を及ぼします。

肉体は目に見えるので、鍛えたり、栄養に気を使います。お腹が空くので、毎日ご飯食べますね。
心は見えないし、空腹もないので鍛えることも、栄養を気にすることもありません。たまに何かあった時に反省する程度です。しかし上の図をご覧ください。脳からの指令が肉体をコントロールしています。本来心のお手入れの方が重要です。

心の栄養補給 エナジードリンクを作る:周りの人も自分もやる気が出て、楽しくなるような言葉と行動が心のエナジードリンク

感謝ドリンクを作る:日常の色々な材料でたくさんの美味しい感謝ドリンクを作ろう

勇気ドリンクを1日何回でも飲む:勇気ドリンク(自然界を見てみよう。地球が誕生してから今まで生命は進化と発展している。宇宙の法則は常により良く発展する事。失敗を恐れる必要はない。宇宙の法則は発展なのだから。)

     今ここに集中:取り越し苦労 持ち越し苦労厳禁。
何かをしている時その1点に集中。文明が進化して日常生活で命の危機がないから動物的感も鈍り、ボーと生きてる私達。スマホ等のマルチタスクは脳の働きを悪く認知症の可能性も報告されています。

執着から離れる:瞑想

心の鍛錬
  外に求めるのではなく自分を変える。

こんなことわかっちゃいるけどやめられない、わかっているけど行動に移せない。
健康Cafe +心Cafe にお越しください。刺激を受けた時の身体の使い方、心の使い方を一緒にやって行きましょう。
どんなときにも、ワクワク、ウキウキを目指しましょう。私たちの人生は与えられたものではなく創り出して行くものだから…             

Sally日記