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しあわせの種 6月

透き通った蒼い川の流れ、仁淀ブルーと称えられる神秘的な色。
その仁淀ブルーを眺めているだけで、なぜか心が透明になってくる。
川底に届く光と流れとの共演をながめていると、時を忘れ、
大自然の中に溶け込む。
初夏の木々の緑、鳥のさえずり、青い空、澄み切った空気。心が広がる。

魚は胸ひれを動かし流れの中に留まったり、瞬時に進んだりと、いそしい。すべてが調和している。 この氣を身体いっぱいに満たし、私自身が仁淀ブルーになりたい。

中、高校の春の遠足に度々訪れた仁淀川の上流。煌めく宝石のような青い水は”仁淀ブルー“と評され、「全国1級河川平均水質ランキング」でも1位を獲得するなどその美しさが話題。
昨年久しぶりに友達に連れて行ってもらって、その美しさに感動!!
自然っていいね。今年も行きたい!!

ところで皆さん鮎お好きですか?
私は子供の頃食が細く色々なものをあまり食べなかったのですが、鮎だけは別格。
何匹でも食べていた記憶があります。父が鮎漁の解禁になるといそいそと出かけ採ってきたものを、塩焼きにして食べるうれしさ。
味覚の記憶が蘇ってきました。
今まで食したどんなお料理よりも、あの塩焼き鮎に勝るものはない!!

皆さんも子供の頃の味覚の記憶をさかのぼってみてください。自然の味に目覚めます。
最近、食べた鮎は、あの時の美味しさではないような気がする。
美味しいものを食べてるから感動が薄まってる?
それとも、鮎は川の苔を餌としているから、昔はもっと川の水もきれいで苔も良かったのかも知れないですね。 鮎通の方がいらして、私と同じ感覚を持たれていたら教えて下さいねー。

ところで下の写真の鮎、どちらが天然だか分かります?
鮎の下顎の裏を見とると、針で突いたような穴が(下顎側線孔)が4つ左右対称に並んでいるのが天然。
右端の鮎は、下顎側線孔が3つで左右不対象、これが養殖だそうです。
ところが、養殖のクロレラ鮎は、下顎側線孔が4つで左右対称。天然鮎と同じになるのですって。
クロレラは、人間だけでなく、養殖の水産業に広く使われてます。
その発端は、養殖すると病気が発生しやすく稚魚から成魚になかなか育たなく、抗生剤等を沢山使用していたんですって。
人が食べるものにこんなに抗生剤使っていいものだろうかと思われた養殖業の方が、鮎の餌のワムシ(プランクトン)にまずクロレラを食べさせて、そのワムシを鮎の稚魚に食べさせると、なんと病気で死なない上、抗生剤も使わなくて良くなったそうです。
その上、成長も良くなり、下顎側線孔も天然の鮎と同じになったんですって。

鮎は岩についてる藻を食べています。クロレラは藻の祖先。
このことから考えると、Hight Qualityな藻と捉えることができます。
近大がマグロの養殖に成功したのも、その陰にクロレラがあることは有名な話で、今では養殖の水産業には欠かせない存在です。
水産業のみでなく農業の分野でも広く活用され植物の生育が促進されたり、病気にかかりにくい等多数のデーターがあります。

クロレラを使った野菜栽培チャレンジ企画のキャンペーンに申し込みました。
栽培して皆様に生育段階をご報告いたしますね。
楽しみにしていてください。

Sally日記