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Sallyのつぶやき

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しあわせの種 9月

朝夕は秋の風が吹くようになり、また夜の虫の声は一日の緊張感をほぐしてくれます。 繊細な翅と翅を擦り合わせるだけなのに、あのように大きな音を奏でるのですね。ところで、虫の音を情緒豊かに思う民族は、世界に数ある国々の中で、日本人とポリネシア人だけだそうです。 あとの国の方々は、虫の音をノイズと捉えるそうなんです。日本に生まれて良かったですね。  元東京医科歯科大学の角田忠信博士によれば、日本人は虫の音などの自然音を聞いた時、左脳で感知され言葉として捉えるそうです。一方それ以外の国の方は、右脳で音として処理されるので雑音とみなされると言っておられます。 私たち日本人は虫と対話しようと耳を傾けて来たのですね。

この感知能力違いは、私たちが日常使う言語によるものです。日本語は母音が多い素晴らしい言葉なのです。自然界が紡ぎだす音は持続母音が多い一方、子音はどちらかというと動物が他を威嚇する時や恐怖の時に発する音です。 古代日本では言葉には不思議な力が宿り、発した言葉どうりの現実が現れると考えられ、万葉集の中にも山上憶良が詠んだ歌の中に「そらみつ言霊の幸(さき)はふ国」というフレーズがあります。また、聖書では、「初めに言葉ありき」です。私たちが意識しないで、しゃべっている日本語は、私たちの祖先が、大自然と調和した生活の中で感嘆の声を発した事から生まれた言葉のように感じます。言葉は空気を振動させ、その振動は宇宙全体に広がっていきます。
 常に自分の使う言葉には意識しましょう。
生命は力なり。力は声なり。声は言葉なり。新しき言葉はすなわち新しき人生なり (島崎藤村詩集序文)

 先日銀杏並木の下に、銀杏がたくさん落ちているのを見て、身体も秋モードにリセットしなくてはと。お洒落な方は、身に纏うものの季節を先取りなさいますね。身体も元気で活き活き素敵なlifeを送るために、体のお洒落をしましょう。
  秋の身体のお洒落?夏の紫外線で傷んだお肌に美容液?
 いえいえ、外からではなく身体の内側から。お肌は内臓のバロメーターであり、胃腸と繋がっています。1本 のホースをイメージしてください。皮膚はホースの外側で、胃腸はホースの内側なのです。
皮膚が荒れていたり、吹き出物が出たり、艶がないのは胃腸の弱り。東洋医学では、どのような病気を治すのでも「まず胃腸を整えよ」という鉄則があります。食べ物は身体を作り、エネルギーを生み出す元です。私たちの身体は、呼吸するのも、、血液が流れるのも体温を保つのも、脳細胞が働くのも、食べた食べ物を消化吸収するのも、異物を解毒するのも、免疫が働くのも、呼吸と食べ物からのエネルギーなのです。胃腸が弱り消化吸収が悪くなればエネルギー低下となります。また、腸は第二のBrainともいわれ脳内ホルモンの前駆物質が作られています。思考や感情にも影響を及ぼします。「腹が立つ」「腹をくくる」「腹がすわる」「腹ぐろい」等、まだ腸と脳の関連が分かっていない時に、よく言ったものです。
 さて胃腸の秋のお洒落、冷たい飲み物はもうStop、麦ジュース(ビールの量も控えて下さい)冷たい物は胃腸の動きを悪くするばかりでなく、消化酵素の働きもダウンしてしまいます。
冷え性の方は、夏野菜、ナス、トマト、スイカ、メロンを徐々に減らして、旬をむかえる根の野菜、大根、玉ねぎ、レンコン、サトイモ、サツマイモ等に変えてゆきましょう。レンコンやサツマイモに含まれるビタミンCは熱を加えても分解しません。レモンより有効呼吸器が弱い方はレンコンがお勧めです。

 旬の魚のサンマ、鮭なども脂が乗っておいしくなりますね。サンマには大根おろしや柑橘類を加え脂の消化を良くしましょう。
鮭や肉の脂には、玉ねぎ、秋の味覚のキノコが消化を助けてくれます。一緒に調理下さい。秋、春の鼻炎の原因の一つにリンパ管の脂の目詰まりが考えられます。鼻炎でお困りの方は、冷たい乳製品を控えることと、牛肉にはポテトときのこと玉ねぎ、豚肉にはショウガと玉ねぎ等で脂を消化してください。もちろん緑の野菜をお忘れなく。
台風の影響で緑の野菜が不足しています。クロレラバイオリンクはお野菜の代わりになりますので食事の時に、必ず一緒に食べてくださいね。

Sally日記