Menu

Sallyのつぶやき

Home

しあわせの種 5月

 緑の輝く風に乗って鯉のぼりが悠々と泳いでいます。今年はお客様のご子息様方が医療関係の国家試験に皆さん合格され、第一線でご活躍され始めたとお伺いし、若鮎の遡上と重なり合います。お母様方は親としての役目も一区切り着いたと感慨深いご様子です。そして、子供を育てると同時に私たち自身も親として育てられたような気がします。

子供が大学生になり、時間に余裕ができたある日、鏡に映っている自分の顔を見て愕然。あちこちにシミが出来て、またしわも増えてきて胸キュン。体力も落ちているのを実感して一瞬淋しくなりましたが、その分人の痛みも分かち合える機会も増え、心が拡がりました。
 私たちは心と身体を持ちバランスとりながら生きています。身体だけに気を使い栄養を摂り、運動しても、心持が悪ければ、自律神経のバランスが狂い身体に影響が出ます。一方心ばかりに集中しても、心から肉体は生み出されません。心と身体のバランスを取ることが大切です。身体が疲れている時は心に栄養を、心が疲れている時は、体をめいっぱい動かして下さい。そして大きな声で笑ってみて下さい。快楽ホルモンが脳から分泌され心が元気になりますよ。Sally薬房では心の栄養も身体の栄養もご準備しております。

「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」美人の姿や振る舞いを花に見立てて形容した言葉です。今芍薬の花が可憐に咲いています。芍薬と牡丹の花は似ていますが、牡丹は三月下旬から四月上旬に高知では咲き、芍薬よりも花も葉も二回り程大きいです。美人を表現する優雅な芍薬、牡丹の花の根は、婦人病の漢方には欠かせない重要な漢方薬です。
 芍薬は筋の痛み緊張を緩める作用と腹部臓器の衰弱(消化器系、腎、膀胱、生殖器)による血行不良による痛みに使います。
 足のこむら返りには、芍薬甘草湯が一般的に良く使われます。夜間度々足がつる時は、冷えも関係する場合も多々ありますので、こむら返り=芍薬甘草湯のように西洋的な処方の選択ではなく、こむら返りの根本原因から処方を決めてゆきますのでご相談下さい。

 生理痛はプロスタグランジンという生理活性物質の過剰分泌です。プロスタグランジンには、子宮を収縮させ、不要になった粘膜を血液ともに体外に押し出す働きがあります。しかし冷え等で血行不良になると、月経血の排泄がスムーズに進みにくくなるため、経血を体外に出そうとして過剰のプロスタグランジンが出てしまい、子宮収縮が過剰になり、またプロスタグランジンは発痛物質でもありますので、痛みの原因となります。
西洋薬の鎮痛薬はプロスタグランジンに作用し痛みを抑えますが、血行の流れを良くするものではありません。 生理痛に処方される漢方薬に四物湯(当帰+芍薬+川芎+地黄)をベースに、血の滞りが強いのか、氣の巡りが悪いのか、むくみがあるのか、冷えがあるのか、便秘なのか、下痢になりやすいのか等の症状の違いによってオリジナルの生薬を四物湯にブレンドする事で、お一人お一人にピッタリの処方が決まりますので、根本治療をし鎮痛薬からさよならしましょう。

Sally日記