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しあわせの種 12月

大人になってもクリスマスは何となくウキウキしますね。 先日ドアにクリスマスの大きなソックスを吊るしました。何とサンタさん、クリスマス前に大きな大きなプレゼントをもう入れてくれたんです。
何って?
皆様、おなかが空く事、食べ物を消化、排便出来る事、歩ける事、目が見える事、匂いを嗅げる事、耳が聞こえる事等自分の身体が無意識にやっていることに感謝なさっておられますか?私はこういう仕事をしているので、感謝しなければと思いつつも、これらの事が当たり前になり、自分の体は期限付きのものとか壊れるなどという事は、理解はしているものの、本当には分かっていませんでした。

身体のことだけでなく、生活一般の中で湧きおこる現実に対しても、頭の中では色々と立派な事を思いめぐらせますが、実践となるとなかなか思うようにはいかないものです。
先日、何年かぶりに丸1日寝込んでしまいました。兆候はありましたが、いたわることもなく無理をした結果でした。ほんの少し身体を崩しただけなのに、起き上がることが出来なく、ベットの中で静かに横たわっていると、当たり前だと思っていたことが、生命の進化の過程で奇跡的な連続の積み重ねで出来た身体なのにと涙がこぼれました。YOGAでは、身体を魂の入れもの、神殿、あるいは乗り物、借り物的感覚で捉えています。自分の身体が私という神様の御霊を祭るお社であると考えると、そこにお供えする食べ物は?清めるためのおそうじは?等と思った時、生活が変わって来るはずです。
サンタさんからの大きなプレゼントに感謝です。

最近、お年を召された方の便秘の相談が増えています。病院で出されるお薬では出るときは下痢になって苦しく、下痢と便秘の繰り返し、あるいは段々便秘薬が効かなくなり量が増えている等のご相談です。

西洋薬の便秘薬は2種類のタイプがあります。一つは、大腸を刺激して排便反射を高め、速やかかつ強力な効果が得られるタイプ。習慣性を生じやすく、濫用によりかえって腸管の変化を生じて便秘を悪化させる場合があります。
もう一つは硫酸マグネシウムで便を柔らかくするお薬があります。こちらは習慣性はあまりありませんが、大腸の動きが悪いと出ないので刺激薬と併用して出される場合が多いです。

では、漢方なら安心?そうでもないのです。市販の漢方便秘薬、大黄という生薬が主体で体力がある人向けの漢方薬です。下剤を服用して排便後疲労感や腹痛がなく、スッキリするタイプです。 腸を馬に例えるなら、若く元気の良い馬を走らすためには、バンバン鞭打てば走りますが、年老いてよろよろの馬はそのようにすると、ダウンしてしまいますね。では元気のない馬を走らせるためには、ニンジンを食べさせて栄養を与えて力をつけると良いわけです。バンバン鞭打つやり方が、西洋薬の刺激性便秘薬、大黄製剤です。
そこで、Sally 薬房では体力のあるなしを考慮しつつ、便秘の原因を探り根本的な治療を致します。

(1)便秘のタイプ


体力のある便秘(実性便秘)

 ガッチリ筋肉質型の比較的体力のある人。
 腸自体は強いので下剤を使用しても平気。
 2日も排便できないと強くのぼせたりする。

体力のない便秘(仮性便秘)

 腸が怠けて大便を送り出す力が弱っている。
 下剤などを使用すると腹痛がしたり、下痢になったりする。
 3~4日排便できなくてものぼせたりしない。

(2)便秘の原因
胆汁分泌が困難
精神的ストレス
胆汁不足
  血液のめぐりが悪い
  腸の働きが強すぎても弱すぎても大便がうまく運ばれず便秘
  胃の働きが悪い

体質と便秘を起こす原因上記の6つの要因を考慮して
              あなたに最適の漢方薬をブレンド致します。

Sally日記