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しあわせの種 4月

 雪解け水が小川のせせらぎとなり、春の光を
透きとおったまばたきで反射しています。
さて大自然と私たちの身体のリズムは共振していますが、
この春の息吹を透きとおったまなざしで
取り入れていらっしゃいますか?

雪解け水にはたくさんのミネラルや栄養素が含まれ、自然界の生き物はそれを使って
お日さまの エネルギーを取り入れ、空に向かって、枝葉を伸ばしぐんぐん成長しています。
東洋医学の陰陽五行説では、肝が活発に働く季節が春です。
というのも、肝の働きには樹木の 性質に似ているからです。
大地の養分は、人間でいえば食べ物それを脾、胃が精(エッセンス)にし、肝に届け血となります。
お日さまエネルギーは人間でいえば心の陽気。この気と血を体の隅々まで配り、発散力を
提供するのが肝の役割。常に外に伸びやかに広がる力です。食べ物も大事。
心の持ち方も大事なのですね。
肝の働きには他にも色々ありますが、私達人間は春になるとやれ花粉症だの、めまいだの
、欝だのとやっかいな事が起っていますので、肝臓の働きの一つ解毒を助けるための養生についてお話しします。

「春眠暁を覚えず」「春は何となく体がだるい」これは気温が暖かくなり皮膚の表面の
末梢の血流がさかんになり、秋から冬に溜まっていた老廃物を肝臓が盛んに解毒しているからです。
私達が口から入れた物は胃腸で消化された後、まず血液に乗り肝臓に運ばれ解毒され、
また体内で使いやすい形に加工(代謝)され全身に運ばれ、
それぞれの組織の材料やエネルギー源となります。
ところでこの解毒作用の働きをするP450という酵素が、近年どんどん増えているそうです。
なぜでしょう?

食品添加物、加工食品の増大 1日に100種類以上口にしている。1年で4キロ近く摂取

水銀、鉛などの有害ミネラルの汚染、
環境ホルモン、大気汚染 

               農薬や化学肥料の多用 酵素を働かせるビタミン、ミネラルが消失

つまりこれらの要因で肝臓の解毒作用がフル回転しなければいけなくなりP450の酵素が増えた訳です。
肝臓の働きは解毒のみでないので、負担が大きくオーバーワークになる可能性があります。

春先何となく体がだるい、疲れやすい、肌につやがない、便秘がち、目が疲れる、髪がパサつく等の
症状が表れたらご注意ください。

養生
1、 こんにゃく湿布:こんにゃくを温めてタオルで包み肝臓の上において温める。
背中側の左右(腎臓の位置)も同様に温める。肝腎要という言葉があるように身体の中でも要。

2、 クロロフィルいっぱいの抗酸化力のある緑の濃い野菜を食べる。
小松菜、ほうれん草、ブロッコリー、春菊、ヨモギなど

   バイオリンクは7種類もの植物性色素を含み抗酸化力の王様
  植物はクロロフィルaだけだが、バイオリンクはクロロフィルbも持ち水銀、ヒ素などの重金属、PM 2.5、
殺虫剤などの環境有害物質を排泄し肝臓の解毒を強化
「カネミ油症」患者のPCB、水俣病患者の有機水銀の排泄データーあり

3、 ビタミン、ミネラルを十分に摂る。肝臓はたくさんの酵素が働き代謝をしているが
酵素はビタミン、ミネラルがないと働くことができない。
バイオリンクは69種類ものビタミンミネラルを含んでいるので最適
4、 糖質、アルコール、脂質を摂り過ぎない
5、 ストレスは活性酸素を生むので、物事を前向きに捉えよう。

Sally日記