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しあわせの種 10月

秋の味覚、栗。漢方の古書によると、栗は「主として気を益し、腸を厚くし、人をして飢えに耐えしむ。
生食すれば腰部の不随を治し、筋骨切れたるを療す」とあります。
栗は栄養成分が豊富。脂肪が少なく細かい粒子のでんぷんが
豊富で上品な味で私達を楽しませてくれる。

このでんぷんの中にビタミンCが豊富に含まれています。
でんぷんの中に包まれているので熱に安定。ビタミンB群も豊富で代謝アップ。
現代人に不足しがちの亜鉛や妊婦さんに必要な葉酸がたくさん含まれている。
渋皮にはポリフェノールが含まれ抗酸化作用が期待できる。滋養豊富なくりで秋の味覚を楽しみましょう。

牛乳・乳製品はあえて摂らなくていい 
乳がん・前立腺がん・アレルギーの方は摂らないで
病気や健康相談に来て下さるほとんどの方は、ヨーグルトが腸内細菌を増やし健康に良いと思っています。
そして朝パン食の方が7~8割です。その中の1~2割が健康に非常に気を付けて
パン、卵、チーズ、牛乳、野菜ジュース、コーヒー、ヨーグルト、サラダ、バナナ、季節のフルーツ等の
素晴らしい組み合わせで、栄養成分からすれば満点かも。
そしてお味噌汁、ごはん、お漬物等の朝ごはんより優れていると思っていらっしゃる。
それに美味しいですものね。でも週末のご褒美ぐらいにして普段の朝食は
和食の一汁三菜にして頂きたいです。

下のグラフは1950年からの60年間の間で栄養摂取の推移と癌の推移を比較したものです。
この60年間で乳製品が大量に食べられるようになりました。男性では肺がん、肝臓がん、
大腸がん、前立腺がんが増えています。女性も肺がん、大腸がん、乳がんが増えています。
欧米のがんのパターンになってきたという事は食生活と大いに関係していると思いませんか?

牛乳は身体に良いのか悪いのか?
人間がヤギやヒツジの乳を飲み始めたのは紀元前9000~2000年頃だそうです。
そして5000年前からカルシウム、ビタミン、脂質、タンパク質等の栄養素を豊富に含む
牛の乳を飲むようになり、人類の長い間お世話になってきたのに、最近牛乳が体に良い、悪い等の様々な情報が
流れています。特に牛乳の消費量の多いアメリカでは盛んに議論がなされています。
英国の権威あるガン研究所(Cancer Research UK)が「Does milk cause cancer?」
(牛乳を飲み過ぎるとガンになるのか?)との議論をとりあげた程。まだ決着は着いていません。

こんなに長い歴史飲まれて栄養価も高いのになぜ体に悪いの?

哺乳類の赤ちゃんは、生まれてから離乳するまでお母さんのお乳だけを飲んでいます。
牛の赤ちゃんは牛のお乳を飲み、人間の赤ちゃんはお母さんのお乳を飲みます。
お母さんのお乳の中には、タンパク質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルの栄養素だけの
白い液体ではありません。生まれた赤ちゃんの成長を促す成長因子や成長ホルモン、
牛は牛の環境で病気にかからないような免疫物質、人間は人間の環境で
病気にかからないような免疫物質等の多種多様の生理活性物質が含まれています。
牛は1日に1キロも体重が誕生から増え2か月で離乳し、14~16ケ月で成牛となります。
人間と比べると凄い勢いで成長します。これは牛乳の中に含まれている
成長ホルモンIGF-1のためです。
 ミルクで育った赤ちゃんが 母乳で育った赤ちゃんより成長が早いのや、
戦後乳製品を多く摂るようになり、子供の二次成長がどんどん早くなってきているのも、乳製品と関係があるのでしょう。

米国サンライト健康栄養研究センターのウィリアム・グラント博士の報告によれば、
乳製品や、動物性食品の摂取と乳がん、子宮体がん、腎臓がん、卵巣がん、膵がん、
前立腺がん、精巣がん、甲状腺がん、多発性骨髄腫の発症に相関関係があり、
その原因の一つにIGF-1が関係しているそうです。
すなわち動物のIGF-1成長ホルモンは人間の体に入ると異常な方向に走ってしまうのですね。

動物は妊娠、出産して始めて子のために乳を出します。昔のヒツジやヤギや牛は大自然の中に生き、
自然に妊娠、出産し、子に乳を飲ませていました。その余りを人間が頂いていたのです。
今の乳牛は人間に乳を与えるためだけに育てられています。
人工授精で妊娠させられ、子を産み乳を出します。子牛は生まれてすぐ母牛から離され、
母牛から取った乳を人間の手で与えられますが、乳を牛乳の生産ラインに乗せるために、
できるだけ早く代用乳(粉ミルク)に変えられる。母牛は出産しなければ乳が出ないので、
出産後2か月ほどで次の人口受精をされ、妊娠中も搾乳されます。
妊娠中はホルモンバランスが大きく変化し、その変動は牛乳中に反映されます。
狭い牛舎でのストレスもまた何らかの物質となり、乳の中に反映されているはずです。
アメリカでは乳牛の成長を早くするため成長ホルモンを投与しています。様々な病気が起こるのも
人間の都合で、傲慢さで、人間が生物の頂点に立ち支配しているからではないでしょうか?西洋的な考えです。
日本の思想は自然と共に生きる、人間は自然の一部という考え方で受け継がれ生活してきました。
その文化の一つが和食です。タンパク質は牛乳・乳製品に頼らなくてもアミノ酸までに
分解し非常に吸収の良いお味噌、お醤油があり、脂肪の少ない大豆製品は
動物性のタンパク質よりはるかに勝る。味噌汁には抗ガン作用があることが多々報告されているのです。
カルシウムは豆類、色の濃い緑黄色野菜、小魚、ゴマ、海草に多く含まれているのでバランスよく利用したいですね

Sally日記