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しあわせの種 2月

昨年末子宝ラッシュが続いたので、暫くお休みしていたママカフェを
先日再開しました。ママカフェは赤ちゃんを待っておられる方から、
新米ママさん、ベテランママさん、パパさん、お孫さんが
いらっしゃる方まで幅広く、子育てに関わり合いながら
「いのちって素晴らしい」って感動を分かち合い子供と共に育っていく会です。

 先週の日曜日、クロレラのいのちがぎゅっーと詰まった源液をホットで飲みながら
身体ぽかぽかのママカフェ。皆さんお顔が明るくなってお帰りになられたので、
拙い話でも少しはお役に立てるといいなあと思ってたら、その日の夕方出席して下さった方から、
感動のメールが入りました。「たくさんの人に支えられ自分も子供も成長できたとしみじみ感じ、
また妊婦さんの時優しく見守ってくれた方々の事を思い出し逢いたくなった。
夜娘を寝かしつける時とっても幸せで穏やかな気持ちになりました。」とのメールでした。
また後日、「漢方薬やクロレラ、YOGAで体力ができ、以前は夜子供を寝かしつけると自分もそのままで
起きれなかったのが、体が変わり疲れなくなり、家族にも優しくなった。精神的にも肉体的にもHappyです」
とキラキラ目を輝かし、「人のお役に立つ何かを」模索していらっしゃいます。
 Sally薬房のお客様はこのような素敵な方ばかりで、私の方が色々な事を教えられ刺激を受けます。
共に暖かい心と健康な体を育んでゆきましょう。

 漢方薬の処方の中に、生姜、大棗(なつめ)、甘草(甘茶)がよく使われています。
この三者が入ることで味や匂いがよくなり飲みやすくなりますが、そのために配合されているのではありません。
病気を治す基礎の土台なのです。病気になると体は病気と闘うので炎症反応が起こります。
それを適度に鎮めるのが甘草。だから花粉症に甘茶が効くと一時もてはやされたのは、
花粉症は炎症反応だからです。
そしてなつめ、これはホルモンの分泌不良を良くします。ドライフルーツでなつめがあります。
お菓子を食べる代わりに適度に摂るとよいでしょう。
最後に生姜ですがこれは自律神経のバランスを取ってくれます。
漢方では「生姜は諸薬を調和する」といいます。
 つまり配合されている生薬のそれぞれの働きをうまく引出しバランスよく調和させるという意味です。
私たち人間社会の中にもそのような方いらっしゃいますよね。人にはそれぞれ個性がありますが、
家庭、職場、グループの中においてその個性が良くも悪くも働き全体のバランスに影響を与えるのですが、
それぞれの良さを引出し、その集団の雰囲気を良くしモチベーションを高める事の出来る素晴らしい方が
いらっしゃいいますが、漢方薬では生姜がその役割をしています。
そしてそのような方は個の損得や名声に比重を置くのではなく、全体の動きの方向性に中心軸をおきます。
生姜も私たちの肉体の中心軸である自律神経がぶれないようにバランスを取り、
各臓器がとても働きやすくなっているのです。
 日頃料理に生姜を使ったり、しょうが湯を風邪の時飲んだり生姜の恩恵にあずかっている私達です。
でも生姜がよいからとか身体を温めるというブームでとり過ぎないでください。
漢方では生姜と乾姜を使います。
生姜の主な作用は精油成分の辛温の働きの刺激作用で胃や肺の働きを活発にします。
温める作用は皮膚表面だけなので期待できません。
乾姜は生姜を煮沸したり太陽に当て乾燥したりなどの修治をほどこし、
揮発性の精油を飛ばしたりして辛味成分のみにしたもので、体の内部の消化管、腎臓、膀胱等の新陳代謝を盛んにし血行不良を改善するので、体を心から温めます。

春先下半身が水の中に入っているかのように冷え、腰も重く、水鼻が出たり、時にめまいを伴う場合この乾姜を含んだ処方を使います。

Sally日記